今「ストレス脳」という本を読んでいますが
人の脳みそというのは
狩猟採集時代に生きやすいよう
最適化されているそうです。
（読むのが苦手という人は要約動画もあります：https://youtu.be/_-TtjBuSCdI）
「今の文明社会は６００万年の最後の一秒分」
という風に表現する方もいます。
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=1214
狩猟採集時代で生き残るためには
「不安」「心配」が強いほうが
生き残る確率が高かったし
わたしたちはそういう「心配性」の先祖を持っていて
崖から落ちてもだいじょーぶ♪なんていう
楽観的思考は持ち合わせていないわけです。
どうしても「不安」になってしまいます。
過剰に「心配」してしまって……というのは
長い「人類史」で見たら
人間としては正しくて、何も間違ってないのです。
また脳は「生き残る」を最優先していて
「幸福」を追求するようには働きません。
しあわせー♪って気を抜いた瞬間に
動物に襲われる可能性があるわけですよね。
狩猟採集の時代では。
ただこの21世紀の時代には
草むらからライオンが飛び出してくる事もないですし
いきなり隣のムラが襲撃してきた！なんてことも無いわけです。
なのに脳ミソは狩猟採取時代に最適化されている。
だから、生きにくいんです。
多くの人が抱えている「生きにくさ」とは
この脳ミソと環境とのミスマッチから
起こっている事だと思います。
本当は安全なのに
人前で話すのが怖いとか
新しい事を始めるのが不安になるとかも
この「脳と環境のミスマッチ」から
起こっている事です。
望むような行動が出来ずに
願うような人生を歩めていないのは
あなたが悪いわけでも
あなたが劣っているわけでも
あなたがダメな人間だからでもなく
環境適応していないだけなんです。
だから21世紀型に
考え方や捉え方をアップデートするだけで
実は結構色んな事が出来るようになります。
不安や心配や怖さは
色々なところで行動にブレーキをかけます。
ブレーキを外すのではなく
適切なブレーキの働き方を身に着けることで
人生は思いがけずスムーズになっていきます。
また人によってブレーキがある場所は違います。
ひとりひとりのブレーキのある場所を
プチセッションで解きほぐしていき
「生存本能優先型」から
「幸福追求型」へと
今の世界で生きやすいようアップデートを促します。
