人は誰でも、
特定のことを意識し始めると、
日常の中でその特定のことに関する情報が
自然と目に留まるようになります。
あなたも経験がありませんか？
何か特定の事が気になり始めたら
その情報がたくさん集まりだしたり
街中を歩いていると
その事が目に留まるようになったり。
これはカラーバス効果というのですが
意識した特定の情報に関連する、
視覚・聴覚などから得られる情報を
無意識のうちに取捨選択して
積極的に認識する、という効果です。
あなたの視点はどこに向いていますか？
ツライ時というのは
どうしてもそのことを何度も何度も
反芻してしまいがちです。
その結果、無意識に
「ツライこと」に焦点が当たってしまいます。
ツライに視点が当たれば
入ってくる情報は
「ツライ」ばかりになってしまいます。
だから、視点をずらして欲しいのです。
つらさそのものが無くなる状態って
視点を向けようと思っても
想像することすら難しいです。
つらくなくなるようにって思うのは
「つらい」の前提があって
やっぱりツライに視点が向いてるんですよね。
いまのそのつらさを無くすことではなく
あなたが夢中になれることに
目線を向けてみてください。
時間を忘れ、寝食を忘れ
熱中してしまうものが見つかったら
その事に関する情報ばかりが
たくさん入ってくるようになります。
時間を忘れるほど熱中している時
ツライには焦点が当たりません。
その瞬間は
つらさとは無縁の時間になります。
どんなにくだらなくても
無駄でしかなかったとしても
熱中できるものがあることは
とてもとても幸せなことです。
こんなもの、なんて言わず
自分の心の針が振れるものを
大切にしてみてくださいね。
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