当たり前だけれども忘れがちなことに
「人と自分は違う」ということがあります。
運動が得意な人は
「え？懸垂100回出来ないの？ありえんわ」
と思うかもしれませんが
運動が苦手な人には、
それ絶対無理！むしろ1回でもできません！です。
肉体的な能力だけではなく
感情的な部分についても
生まれ持った特性や成育歴などで
人によって様々です。
一人が好きな人がいれば
大勢と楽しむのが好きな人がいる。
勢いで楽しみたい人もいれば
計画的にやりたい人もいる。
一つの絵画を見て
美しいと思うか、よくわかんないって思うかは
人それぞれです。
人によって
能力や感じ方は違うのに
なぜか日常の中でそのことを忘れがちだなと思います。
そして自分の感じ方や能力を基準に
「当たり前」と思ってしまいがちだなあとも思います。
そして
「このくらいできて当たり前」
「こういう風に思うのが当たり前」
という思いでいっぱいになって
自分の思うように動かない相手を
攻撃的に見てしまうことがあります。
なんでできないの？
なんでそう思うの？
……みたいな感じで。
自分と他人は能力値も経験値も感性も違うと
イラっとするたびに
思い出してもらえたらなぁと思います。
自分と他人は違うから
だから言葉を尽くす必要があって
会話をする必要があって
どちらの意見が正しいとか間違ってるじゃなくて
ただ立ち位置が違うだけなのだと思えたら
少し自分がラクになるんじゃないかなぁと思います。
