人生を良いほうへと変えたいなら
意識を向ける方向を
意図的に変えてみてください。
にぎみたまの場でお話を伺っていると
大変だった過去や
つらかった過去を
たくさんお話してくださる方がいます。
その時に起きたことをお伺いすると
「それは大変でしたね」って心から思います。
その時起きた出来事を受け止めるのは
さぞ心の負担が大きかっただろうと
共感しかない！！！という感じです。
フラッシュバックしてしまうほど
ひどい過去がある方もいます。
そういう人に前を向け！というのは
とても酷なことだとも思います。
でも、過去につらいことがあった
今での心が痛むことがある。
ということがイコール
あなたが不幸であるという証明ではないんです。
どうしてそうなっちゃったんだ？って思い悩んでも
過去の出来事は何も変えることが出来ません。
私が何か悪かったのだろうかと思っても
過去のその瞬間の選択を変えることは出来ません。
どうして？なんで？？と
過去を掘り下げる作業をするたびに
自分はダメだ。自分は不幸だと思ってしまうなら
過去の掘り下げ、やめませんか？
感情ってリアルタイムなので
過去の堀下げをして、その時の痛みを思い出すと
「今」の心の痛みになってしまって
いうならば治りかけのかさぶたを
何度も何度も自ら剥がして
血を流しているみたいなものです。
過去の思いを思い出し
今の痛みにする作業というのは
自分で自分を痛めつける行為です。
答えの出ない「過去の原因」を探すことは
前を向くこととイコールではありません。
幸せになることとイコールではありません。
今の自分はどうやったらいやされるだろう。
今の自分はどうしたら心地よくいられるだろう。
そちらに意識を向けてみてください。
そのことで自分自身の感じ方が変わってきます。
類は友を呼ぶといいますが
不幸の原因探しをして痛みをリピート再生し続けると
不幸の連鎖が起こり続けます。
人生を良い方へ変えたいなら
「今ここの自分」を快適に幸せにするほうへ
意識を向けてみてください。
小さな幸せが次の幸せを連れてきてくれますよ。
